犬にとって、普通、目を合わされることは脅威。正面から見つめることは攻撃を意味しているからなのだそうだ。自分が弱い立場にあると認めた場合、目をそらすのが普通。だから飼い主との「アイコンタクト」は信頼を意味する。

おもいっきり、目をそらしているnina。
ninaはmonチャン言うことをよくきく。「ニーナ、カモーン!」と、呼べば走って来るし、「ニーナ、ベッド!」と、ケージの中へも上手に誘導、そして、「ニーナ、ダウン!」と、「伏せ」までさせる。わずか2歳ながらも、自分より大きな犬を手なずけたようだ。
monチャンが起きている時間にはninaの食事やおやつはできるだけmonチャンから与えてもらうようにしていたから、「なにかもらえるかも」という期待が常にあるのだろうか。
けれども、おやつが欲しいだけの食いしん坊犬ではなく実はnina、ちょっとだけ賢かったりもする。私は、「ニーナ、おいで。」とか、「すわる。」とか、「伏せる。」とか、「待って。」など、日本語で号令をかけている。同時に手でサインもだしているので、どっちで判断しているのか微妙だけど、、、。めざせバイリンガル犬。(我が子は自由に育てて、愛犬には厳しく、、、これでいいのか?)
号令以外でもninaの知っている言葉がいくつかある。それは、「ネコ」、「もう帰る」や「帰ろう」、「おかえり」などだ。
普段、のんびりとしているときに「ネコ」と、言うと、耳をピンと立てて、家の中にいるときは窓の外をじーっと凝視、お庭にいるときは、隣のネコが出没するあたりまで走っていく。
かなり敏感に反応する言葉なので、monチャンと一緒に遊んでいるとき、絵本にでてくる「ネコ」という言葉や、おもちゃの「ネコ」を悪気なく呼んでしまうとninaが外ばかり気にしはじめてしまう。
「もう帰る」や「帰ろう」は、ボール遊びの時にボールを取って来なかったり、くわえたボールを放さないときにそう言うと、真面目にボール遊びを再開する。
「おかえり」は、おそらくlupoのこと。lupoが帰ってきたときにいつも言うので、いないときに言っても、なんだかうれしがる。
monチャンと同じくおとうさんっこなのだろう。