2009年12月24日
クリスマス、、か。
プレゼントのラッピングもやっと終わってホッと一息。日本で生まれ育った私にとってはいまいちテンションが上がらない。。。盆と正月の楽しみをなくしてしまったからなのか。。。
やっといろいろなことがわかるようになってきたmonチャンにとっては誕生日に次ぐ大イベントのひとつだ。
「サンタ くる? Sleigh で? Reindeer も? Bell も?」と、ベッドに入る前、何度も何度も訊いてきたmonチャンだったけど、去年はいまいちサンタクロースのことを理解できていなかったみたいで、「サンタさんが来るよ。」と、教えてあげたら、恐ろしいものが夜中にやってくると勘違いしたらしく、「こわい、、、」と、ひとこと言って、泣きそうな顔をしてしまったので、それ以上説明するのを止めた。もちろん、去年もサンタさんからのプレゼントはあったけど、よくわかってはいなかったと思う。
今年はクリスマスの飾り付けをした今月最初の週末に、ついでだからサンタさんの説明をしてみようかなぁ、、と、思ったけど、あまり早く知らせて、「あした くる?」と、毎日のように訊かれるかと思うとうんざりなので、もう少し後にしようと思ってそのまま忘れていた。。。
で、先週のこと、、、おやつを食べたあと、monチャンが「サンタ くる?」と、私に訊いてきたので、「クリスマスの前の日に早くお布団に入って寝て、それから、朝起きたら、サンタさんからのプレゼントがあると思うよ。そのかわり、いい子にしていないともらえないよ。」と、説明したら、普段、お昼寝なんかしないのに、ブランケットを持ってきて、ソファーに転がって、持ってきたブランケットを自分に掛けて、目をかたくつぶった。。。
おそらく、「寝て、起きる」と「いい子」という言葉に反応したようだ。お昼寝をする子はいい子というふうに思ってはいるけど、どうしてもお昼寝が嫌いで普段はできないでいるんだろうなぁ、、と、思った。それとも、寝て起きたらすぐにプレゼントがもらえると思ったのか?
どっちでもいいけど、すぐに行動できるmonチャンが羨ましく思った。
2009年12月15日
くるくるまわるもの
そんなヒラヒラの洋服をmonチャンは「くるくるまわるもの」と、呼んでいて、毎朝、着替えのときにその「くるくるまわるもの」が1点ありさえすれば、無事に一日の幕を開けることができる。
以前は「カッコいい!」と、褒めれば喜んだのに、最近はそうでもない。裾をヒラヒラさせながらくるくるっと回るのがうれしくて、「かわいい!」と、言われるほうが良いようだ。
このあいだ、町へ出掛けたときは、よそ行き用の紺色のワンピースを着せてもらい、上機嫌で、人目をはばかることなく町の至るところでくるくると回っては注目を集めていた。。。
それでもやっぱりトラックやコンクリートミキサー、ショベルカーが大好きなmonチャン。女の子は得だなぁ、、と、思う。
2009年11月26日
はたらくくるま
このおじさん、日本人にもいそうな顔の方で、すごく親しみやすかった。英語を話しているのが不思議なくらいだった。
集めた土を山へ捨てに行くのにも同行させてもらえた。10トントラックで。
このドライバーのおじさんは、運転中ほとんどしゃべることをしなかったのに、山を降りるとき、「山にある大きなブルドーザーを運転しているのは若い3人の女の子たちなんだ。みんな小さくて細いんだけど。」と、とても誇らしげに話してくれた。
終止真剣な表情だったmonチャンだったけど、よっぽどうれしかったらしく、帰ってからしばらく、
「Diggerにのったね。おもしろかったね。」と、大興奮だった。
(ここでは、ディガーと呼ぶみたいだ。日本ではユンボって、言ったりしてたなぁ。。。)
2009年11月20日
小さな猫
このまえmonチャンとふたりで公園に行ったときのことだ。
monチャンよりも少し小さな子と、monチャンよりも少し大きな子がすでに遊んでいた。小さな子はおじいちゃんに、大きな子はおかあさんに連れられて来た様子だった。ふたりとも女の子だった。
小さな子はまだ恥ずかしがったりする時期にとどいていないのか、そういう性格なのかわからないけど、目が合うたびに大きくニッコリと、かわいらしい笑顔を見せてくれる女の子だった。この笑顔に会うことができただけでも、この日は遊びに来てよかったなぁー。と、ものすごく得をした気分になった。
大きな子のほうはというと、少し恥ずかしがり屋さんみたいで、初めのうちは逃げていたけど、monチャンがめげずにアプローチし続けたので、しばらくすると、monチャンから逃げることなく、一緒に遊べるようになった。
その大きなほうの子は、帰る時間が近づいて来たらしく、おかあさんが「帰ろうか」みたいなことを言い始めていた。だけど、どこの子も同じで、そう言われると余計に帰りたくなくなるもの。その女の子もおかあさんから逃げるように次々と違う遊具に移って行った。
だけど、そのおかあさん、全く困った表情を見せることもなく逆に、それを楽しんでいるように見えた。
そんなやり取りが10分近く続いて、その女の子も遊具で遊ぶことに飽きたのか、おかあさんの隣にちょこんと座った。
だけど、まだ、帰りたくはなかったみたいで、なにやらひそひそと話し始めた。別の遊びが始まったようだった。
「困った、、、。私の小さな猫がいなくなっちゃたの。」と、女の子。すると、
「見てきてあげるよ。」と、おかあさん。立ち上がり、ちょっとその辺りを歩いて、探すふりをし、両手を使って水をすくうときのようなポーズで何かをすくい上げ、もどってきた。そして、
「見つけたよ。ハイ、どうぞ。」と、言って女の子に手渡した。もちろん手の中には何もない。
それからそのおかあさん、「もう、帰ろうか。」と言うかなぁ、と、思っていたらそうではなく、、
「困った、、、私の小さな犬がいなくなっちゃったの。」と、また同じゲームが始まった。
そして、女の子はうれしそうに立ち上がり、小さな犬を探し、すくい上げておかあさんに手渡した。
そして、その後ふたりは帰って行った。
帰る前に必ずするふたりの決まりごとなのだろうか。とてもかわいらしい遊びだなぁと、思った。
途中、そのおかあさんは、私に、「子供を連れて帰るのは毎回とても難しいですね。」と、仰った。
だけど、そんなふうに全く感じさせないそのおかあさんの余裕ある態度。
私には、まだまだ修行が必要だと思った。
手から手に渡されたものは実際には何もなかったけど、だけど、何度そのシーンを思い出してみても、
ほわーんとした、、形はないけど、何か、温かいものがそこに見えたような気がする。
そして、思い出す度に、心が温まる。
2009年11月9日
2009年11月2日
砂の城
週末はRaumatiビーチに出かけた。
そんな話の内容を傍らで聞いていたmonチャンは、「ビーチにいく?」「Sand castle つくる?」「みどりのきる?」と、大興奮。
「castle」も、(カタカナで記すならば、、、)「キャッスル」ではなく、「カースル」と、発音するところがちょっぴり憎い3歳児。
「みどりの、、、」が何であるかというと、みどり色の地に白い水玉で、赤い花のアップリケがついたmonチャンの新しい水着のことだ。
10月の初めに母便で届けられたもので、その日はとても寒くて、はっきりしない天気だったにも関わらず、monチャンはその新しい水着が着てみたくて仕方がなかった。。。
「これは、暖かくなってから、、、海に行ってから着るもので、寒いからまだ着れないんだよ。」と、言って聞かせたのだけれども、その日から、何かの拍子で思い出す度に「うみに いく? みどりの きる?」と、しつこいくらい何度も訊かれた。
そして翌日、パンケーキを食べてから、まだ、水着を着るには寒いけれども、「きたい!」と、言われると困るので、monチャンのバックパックの中にみどりの水着も詰め込んで、Raumatiビーチへと出発した。ninaも連れて。
水着のこともすっかり忘れて夢中になって砂遊びを楽しんだ。
2009年10月30日
あそび
私の母が送ってくれた千代紙を、私が折るのを真似しながら折ってみようとする。だけど、まだ上手に角と角を合わせ折ることができないから、「これ?これ?」と、これでいいのかを私に確認しながら自身なさげに折る。
そして、思うようにできなくて、最後には、「おかあさんがして。」と、投げ出してしまう。
でも、おりがみ自体にはすごく興味があるみたいで、おしぼりを使って、食後、手を拭いたあとに必ず「何か」を折り始める。
「何かを折る」と、言っても、それは毎度決まっていたりする。。。
「何ができたの?」と、訊ねると、、、「worm(ミミズのこと)。」と、誇らしげに答える。
もう一回、「できたよー。」と、monチャン。恐る恐る何ができたのかを訊ねると、、、
「だんごむし。」と、言って、ニッコリ。
おもしろいので、彼女にはもう少しこのままでいてもらいたい。
絵を描くことにも、やっと、興味を持ち始めたmonチャン。
色鉛筆やクレヨンを使って、とにかく何でもいいから、紙に描いてもらいたいと思っていて、、で、そのようにしていたのだけれども、、、
今までは、いざ描き始めると、「くまさん かいて。」とか、「うさぎさん かいて。」などと言われ、そして言われるがままに描いてあげている自分に気づいて、誰のためのおえかきの時間なのー??、、と、いった具合で終了していた。
ところが、最近はいろんな色を使ってジグザグを描いたり、「これ おとうさん。」「これ おかあさん。」と、いったふうに、タイトルをつけて描くようにもなってきた。まだ、全然、「絵」にはなってないけど、すごい進歩だと私は思う。
白い紙に点々を描いただけの絵。
タイトル、、、「ふりかけ」。
lupoが、絵を描くことが趣味だったりするので、私は、少なからず、monチャンには絵心というものがあるものだろうと決め込んでいた。。。
ところがどっこい、、monチャンには申し訳ないけれども、どうやら、私の血をひいてしまっていたようだ。
いつも同じことでつまらなくないのかなぁ、、と、思ったりもしたけど、いつも同じことでつまらなく感じているのは大人のほうで、小さい子にとっては同じことではないのかもしれない。。。
日々進歩しているから。
進歩した新しい目で見つめる毎日は、大人の目で見るのとは全く違うように見えているのだろうと、思う。、、、きっと。
2009年10月22日
寒い空
ひと足もふた足も遅れているけど、夏はどうやら近づいて来ているようだ。春を迎えた記憶さえももう、遠い過去のことのようになってしまったけれど。。。
2009年10月9日
昼寝虫
桜の花びらも散り、季節は春本番になるものだろうと思っていたのに、冷たい雨が降る。あられが降る。冷たい南風が吹く。嵐が来る。まるで冬のようなお天気。おとといは幸運にも青空を仰ぐことができたけど、早朝は雨だったし。ここ一週間、朝から晩まで雨が一滴も空から落ちてこなかった日は一日もなかったと思う。 そして、今晩も大嵐。
9月の終わりから夏の時間になり、日本との時差が3時間から4時間に。1時間手前にズレた状態になったので、朝は薄暗いうちからninaの散歩に出掛け、夕方は暗くなるまでの時間が長くなった。小さな子どもやペットたちにとっては迷惑な制度だろうなぁ、、と、毎回、夏の時間の始まりと終わりの頃に思ってしまう。monチャンは今年はすぐに慣れたけど、ninaは3、4日散歩に出掛ける時間になってもまだ眠っていた。いつもより早く起こされて散歩に連れて行かれるものだから、昼間は気持ち良さそうにお昼寝。そのクセがついてしまったのか、夏の時間になってしばらく経った今でも昼間によく眠っている。
そして、この降りつづく雨のために、ninaは家の中で過ごすのがほとんど。番犬の役目を果たさず、すっかり座敷犬と化してしまった。
私は社会人になってから治まっていた花粉症がここへ来てぶり返してしまい、一ヶ月ほど睡眠不足の辛い状態にあったので、こんな姿をみると羨ましくてついちょっかいを出したくなる。この花粉症、何の花粉がアレルギーを引き起こしているのだろうか。。。だいぶよくなって、朝まで眠れるようになったけど、かかっている期間がわりと長くて辛かった。かなりしぶといヤツだった。
ニュージーランドにはとても多くの草花があるから、だいたいの人がなにかの花粉に悩まされているよ、、なんてことを、聞いたことがある。確かに、そのとおりではないかなぁと思う。私は今回の花粉症に悩まされ始める少し前にも短い期間だったけど、症状が今回のものとは微妙に違う花粉症らしきものにかかっていたことがそう思う理由だ。季節が変わるごとに、なにかの花が咲くたびに反応してしまうんだから仕方がない。雨が降るのに花粉症?って、思ってしまうんだけど。。。
平和に眠っている昼寝虫座敷犬ninaには、こんな悩みは全くないように思える。、、、いいなぁ~。
2009年9月30日
Wellington Zoo
この動物園、行く度にきれいになっているように思う。
動物たちは、狭い檻に入れられている感じではなくて、広めの囲いに放し飼いされている感じだ。風の強いウェリントンだから、匂いもそんなに気にならないように思う。。。
2009年9月24日
「、、、だね。」
ここのところ、monチャンは語尾に「だね。」を付けるのがお気に入りのようだ。
「おとうさん おとなだね。」
「にーな こどもだね。」
「にーな おおきいだね。」
「にーな はやいだね。」
「にーな くろいだね。」
うーん、、なんか間違ってるだね。。。
間違っているといえば、かわいらしい間違いもある。カップとソーサーをそれぞれ指差して、「これなあに?」と、monチャンに訊ねると、「かっぷ、 しーそー」と答える。
「ソーサー」のことを「シーソー」と、間違えて覚えてしまっている。
それから、「自転車」のことは、「ででんしゃ」。
あと、「お箸」のことは「はさみ」。
初めに間違えて覚えてしまうと、なおそうとしてもなかなかなおらない。だから、そのうち自分で気付くかなぁ、、と思い 、あきらめた。
だけど、monチャンに「ハサミもってきてくれる?」と、お願いすると、「お箸」ではなく、ちゃんと「ハサミ」を持ってきてくれるから、おもしろい。
こんなふうに書いていると、monチャンが、ちゃんとしゃべれないみたいな感じに映るけど、結構一丁前なことも言える。
「You are a good girl!」と言われると、自信満々に「Yes I am.」と、答える。それはそれでかわいらしいのかもしれないけど、ちょこっと照れるくらいの反応がかわいいんじゃないかななど思ったり、、、。だけど、「いや~、それほどでも 。。」と、子どもが謙遜するのもちょっと気持ちが悪いかも。。。
それから、すごく真剣に何かをしているけれど、もうそろそろ、おトイレに連れて行ったほうがいいかも、、と、思い、「おトイレに行ってみる?」と、訊ねると、、、「I am busy.」と、跳ね返されたりも。。。英語で言われると、なんか、カ チンとくる。
あと、お父さんにお風呂に入れてもらい、さっぽりとした顔で、「しゃんぷーした こんでぃしょなーも。」と、うれしそ うに居間に入ってきたmonチャン。
コ、コンディショナーって、、、。私が小さい頃は、「リンス」と呼んでいたのに、、、しかも、洗面器にちょこっと入れて、お湯で薄めてから髪の毛にかけ流して使っていたのに、、、だね。
2009年9月11日
自由人
お昼ごはんを食べ終わるくらいの時間から夕方まで、窓を開け放していると気持ちがいい。ウッドデッキに出入りできるスライド式のドアも少し開けておく。全部閉めていると、monチャンにはハンドルが高い位置にあるうえに、ドア自体が重くて開けられない。だから、少しだけ開けておく。そうすると出入りが自由にできる。気が付くといつもくつ下を脱いで裸足で走り回っている。トコトコ、パタパタ。足音が絶え間なく聞こえる。急に静かになったなぁ~、、、と、思い、見てみると、ゴロンと仰向けになって空を眺めている。気持ち良さそうだ。
2009年9月3日
咲いた咲いた
お向かいのチューリップたちは20センチ以上伸びているのに、我が家のチューリップたちはあまり伸びない。日当たりが悪いんだろうな、、。と、思い込んでいた。
ところが、最初に芽を出したチューリップの真ん中のあたりに、ピンク色のようなものがあるのに気付いた。ちょうど真上から見て真ん中ところにちょこんと。
どうやら、「つぼみ」。
なにかの間違いでは、、。と、思うような場所につぼみがある。私が知っているチューリップとは、なんだか違う。
普通は芽が出て膨らんで、それから花が咲くものだと、、そう思っていたから、可笑しかった。で、その突然現れたつぼみがちょこっと伸びると、太陽の光を浴びている時間は開いて、そうじゃないときは閉じて、、それを繰り返しながら、最終的に20センチくらい(花の部分も含めた長さ)まで伸びた。
今、5つ植えた球根がみんな咲いている。
こんな小さなチューリップだと知らずに植えたし、そんなチューリップの存在自体知らなかったし、なんか、お楽しみ袋みたいで得した気分。
ウェリントンは風が強いことで知られている。ここ最近、週に一度は必ず嵐のような天気。スイセンやフリージアはすらりと背が高くて美しいけど、どうしても倒れてしまう。だけど、この背は低いけど、いや、低いから強風に耐えうる ミニチューリップ、小さいのになんだかたくましい。
2009年8月28日
ルール
今月に入って3歳の誕生日を迎えたmonチャン。顔つきもしっかりとして、言うことも、することもお姉ちゃんらしくなってきた。。。かな?
最近、monチャンが成長したなぁ~、、してくれて本当によかったなぁ~、、と、思うことは、「またあとでね。」とか、「またあしたね。」といった感じで私が言えば、今すぐに気持ちが満たされなくても、我慢ができるようになったことだ。次があるということを理解できるようになったみたいだ。
おもちゃが欲しいとか、お菓子が欲しいとか、そういったことの我慢ではなくて、すべてにおいて「いつもどおりの順序、いつもどおりのやり方」で進めたいという気持ちの我慢だったり、「自分でできることは必ず自分でしなければいけない」という気持ちを抑えることなどだ。
monチャンが頭で描いているように事が進まなければ、ものすご~く不機嫌になる。例えば、家の中で遊んでいておトイレに行きたくなった時は、決まった場所から手をつないで行かなければいけない。ドアも自分で開けられるドアは自分で開けなければいけないし、そうじゃないドアは「せーの」で一緒に開けなければいけないし。そして目的場所のおトイレにて、補助シートを乗せたりの準備は私が手を出すことを一切許されてはいない。。。数えるときりがないくらいにあるこれらの細かいルールを決められたとおりにできるかどうかがmonチャンの機嫌を左右する重要なポイントだった。うっかり忘れてしまうと後で大変なことになる。朝一で失敗してしまったりなんて日は、一日が終わる頃にはぐったりだ。そして、この「決まり」自体もその日によって微妙に違ったりするから、常にmonチャンの顔色を窺わなければいけないので、本当に大変だった。
先月はとてもひどかった。。。monチャンが朝起きたときから寝るまで、いつ爆発するかと、冷や冷やしながら過ごした。monチャンがどうして怒り出すのか、はじめのうちはよくわからなかったから。でも、言われるように行動すれば気持ちも治まるのだと気付いて、納得はしきれなかったけど、そうするようにした。
これは、単に、ワガママに付き合わされているだけなのではないだろうか、、と、思いながらも、成長の過程だと信じ、できるだけmonチャンにあわせて過ごした。小さいから融通がきかなくてあたりまえ。大人である私が臨機応変に演技しなくては。、、、って、頭ではわかっているんだけど、どうしても気持ちが入ってしまう。ときに「キィーッ」と、なって、ぶつかることもあった。。。
その場にじぃーっとしていられないときもたまにあるけど、わりとおとなしく、走ったり騒いだりするような感じはなくて、でも我は強いのがmonチャン。それから、とても几帳面な性格の持ち主でもある。この、我が強く几帳面というところ、これ!これがミソというか、これに悩まされたというか。。。まあ、自分の性格と照らし合わせてみると、似ているから仕方ないかな、、、と、思うしかないけど。
なにはともあれ、、共に成長できたのか、monチャンだけ成長したのかその辺はわからないけど、3歳を境にかなりラクになった。「あ、そこから手をつなぐの忘れちゃったね。ここからでもいい?」こんな感じで、monチャンに指摘される前に私から言えば許してくれる確率も増えたし、そのときに思うようにいかなかったとしても「またこんど?」とか「またあした?」など、monチャンから言えることも増えた。
だけれども、3歳児といえば反抗期。。。一難去ってまた、、、なのだろうか。
2009年8月14日
花たち
少し前、まだ寒い時期、一番乗りで花を咲かせたムスカリが、 只今満開。
去年の春、散歩コースにて。きれいに咲き並ぶクロッカスがとてもかわいらしいゲートのおうちの前を歩く時、「いいなぁ、、」と、いつも思っていた。なので、寒くなるころに我が家でもクロッカスの球根を植えてみた。なかなか芽を出さなかったので心配したけど、今では毎日新しいつぼみが顔を見せてくれる。
カレンデュラの苗は、マリーゴールドが終わる頃に入れ替えで植えた。すぐに花が咲くものだろう、、と、勝手に思い込んでいて、、だけど、なかなか咲かないので、場所が好きではなかったのだろうと思い、ほとんどあきらめた頃、つぼみが膨らみ始めた。
とても小さな体だけど、冬の終わりも間近だということを知らせてくれる花たちの存在感はとても大きい。
2009年8月7日
魔女っ子
デッキブラシは逆なのに、かなりその気、、、 「魔女の宅急便」のキキになりきるmonチャン。
お供は黒猫ではなく黒犬。さすが、戌年のmonチャン。
2009年8月5日
2009年7月24日
Raumatiへ
日帰りで十分なくらいすごく近い所だけど、ずぅーっと向こうまで、見えなくなるまで続く海岸を見つめたら、「あ、帰らなくていいや」って気持ちになる。
お天気に恵まれたことがなにより。3日間晴れの天気が続いたことなんて、しばらくなかったし、ここはWellingtonよりも気温が少し高い場所なので、本当に気持ちよく過ごせた。
ランチをもって、海の見える場所へ!
かもめも飛び回る。
多くの人が沈む夕日を見にこの海岸へ訪れていた。この近くに住む人たちが羨ましく思う。海の向こうに沈む夕日はなんだか特別。最後のひと光をもらえる感じ。
2009年7月11日
お砂糖
外で遊ぶのが大好きなmonチャンだけど、小雨でも横から吹いてくる冷たい風の中では、張り切って表に出たとしても、「おうち、かえる。」と、回れ右。うれしいのはninaだけ。でも、だれも一緒に遊んでくれなくて、いつも仕方なく帰ってくる。。。
だから、ここ何週間か、monチャンと共にお菓子作り三昧。お庭の草抜きもしなきゃなぁ~、、と、思いつつ、サボりっぱなしで、マフィンやクッキー、蒸しパン、冷たいおやつなどなど、、、。
パンをよく作っていた暖かい時期には強力粉ばかりなくなって買い足すのに、最近は薄力粉ばかりがよく減る。それに、卵やお砂糖も。
お砂糖といえば、、、このあいだ酢飯を作っていたときのことを思い出した。米酢、お砂糖、塩の分量を量っていたときに、monチャンが「これはなんですか?」と、訊いてきたので、それぞれ答えていたのだけれども、お砂糖に関しては、「これ、おさとうじゃないよ。しろいから。」と、言って納得してくれなかった。
普段、料理でもお菓子作りでも我が家ではほぼブラウンシュガーを使う。ちょっとムッとくる匂いはあるけど、慣れればそのほうが特に料理についてはコクがあっておいしく仕上がるように思うから。だから、monチャンはお砂糖は色があるものだと思っていたようだ。だけど、酢飯はやっぱり白くなくちゃぁ見た目がおいしくないので、白いお砂糖を使う。
こっちはブラウンシュガーを使ったお菓子。オレンジジュースと生クリーム、アーモンドパウダーと、忘れられそうになっていたイースターエッグを割って混ぜ込み、マーマレードを乗せて焼いたマフィン。マーマレードがこんがりと飴のようになって、これがいい。イースターエッグは70%カカオでわりと大人味。オレンジジュースは100%のものなので、見た目よりは甘すぎない、さっぱりとした味だった。もう少しお砂糖を入れてもいいかな、、と思ったくらいだった。
こんな感じで、、monチャンと台所で遊んでいる今日このごろなのだ。
2009年6月27日
パズル
外枠のない凹凸な形をしたタイプのジグソーパズル(大きいもの1000ピースあるようなあのタイプ)だと、どれだけ数が少なくても一からつくるのはmonチャンにとっては、結構難しいらしく、私が組み立てた108ピースのジグソーパズルの端っこを少しだけくずして組み立てたり、気に入ったキャラクターの顔のあるわかり易いところだけをはずしては、またくっつけたり、そんな遊び方をして何十分でも時間を費やせる。かなりパズル好きだ。
私も子どもの頃、パズルを組み立てて遊ぶのがとても好きだったのを覚えている。私がmonチャンくらいの頃にとても好きだったパズルがあって、それに似たものをかなり探してみたけど、この近所では見つからなかった。3月に日本に帰ったときにようやく見つけた。
このパズルだと、私が手伝わなくても自分で完成できるので、monチャン自身も「自分でできた」という満足感が持てるみたいだし、私もひと時のリラックスタイムを過ごすことができる。
すごくいいのは、1回だけの完成では終わらないということ。3回は続けて遊んでくれる。
大人だと、完成したという達成感を出来上がったパズルを眺めながら味わったりしそうなものだけど、monチャンは組み立てているまさにそのときのほうが楽しいらしく、出来上がると「もういっかい」と、言って、すぐにひっくり返して第2ラウンド、第3ラウンド、、、と、そんな感じなのだ。時間に挑戦しているのかと問いたくなる。
このいろいろな形を組み立てるタイプのパズルが見つかって、本当によかったと思う。真剣に遊んでいる姿を見ると、なんでだかうれしくなるものだ。
2009年6月20日
プチたて社会
おもいっきり、目をそらしているnina。
ninaはmonチャン言うことをよくきく。「ニーナ、カモーン!」と、呼べば走って来るし、「ニーナ、ベッド!」と、ケージの中へも上手に誘導、そして、「ニーナ、ダウン!」と、「伏せ」までさせる。わずか2歳ながらも、自分より大きな犬を手なずけたようだ。
monチャンが起きている時間にはninaの食事やおやつはできるだけmonチャンから与えてもらうようにしていたから、「なにかもらえるかも」という期待が常にあるのだろうか。
けれども、おやつが欲しいだけの食いしん坊犬ではなく実はnina、ちょっとだけ賢かったりもする。私は、「ニーナ、おいで。」とか、「すわる。」とか、「伏せる。」とか、「待って。」など、日本語で号令をかけている。同時に手でサインもだしているので、どっちで判断しているのか微妙だけど、、、。めざせバイリンガル犬。(我が子は自由に育てて、愛犬には厳しく、、、これでいいのか?)
号令以外でもninaの知っている言葉がいくつかある。それは、「ネコ」、「もう帰る」や「帰ろう」、「おかえり」などだ。
普段、のんびりとしているときに「ネコ」と、言うと、耳をピンと立てて、家の中にいるときは窓の外をじーっと凝視、お庭にいるときは、隣のネコが出没するあたりまで走っていく。
かなり敏感に反応する言葉なので、monチャンと一緒に遊んでいるとき、絵本にでてくる「ネコ」という言葉や、おもちゃの「ネコ」を悪気なく呼んでしまうとninaが外ばかり気にしはじめてしまう。
「もう帰る」や「帰ろう」は、ボール遊びの時にボールを取って来なかったり、くわえたボールを放さないときにそう言うと、真面目にボール遊びを再開する。
「おかえり」は、おそらくlupoのこと。lupoが帰ってきたときにいつも言うので、いないときに言っても、なんだかうれしがる。
monチャンと同じくおとうさんっこなのだろう。
2009年6月11日
「おとな」と「こども」
そんなmonチャンが少し前から、妙にこだわっているのが、「おとな」と「こども」。
「おとうさんはおとな?」とか、「ninaはおとな?」とか、そういった感じでしつこいくらいに訊いてくる。もう、それは可笑しいくらいにしつこく。。。
この、「おとな」と「こども」という言葉が、すごく役に立ったのが、monチャンの好きな「はらぺこあおむし」という絵本のお話をmonチャンに説明したときだった。なにが「おとな」で、なにが「こども」なのかは、私のできる範囲で説明してみて、それで、一応納得してくれていたようだったから、その絵本の中で、「あおむし」が「ちょうちょう」になるということが、「こども」から「おとな」になるということだったんだと理解できたみたいだった。ただ、ちっちゃなあおむしの絵と、ふとっちょのあおむしの絵と、さなぎの絵と、ちょうちょうの絵があるだけの本から、ひとつのお話として見ることができたということがうれしかったのか、最後のちょうちょうのページを見ながら、とてもいい笑顔を見せてくれた。
もうひとつ訊ねてくる言葉でおもしろいのが、「おかあさん、おこってる?」という、ご機嫌伺い。
私が、「もう!こんなふうにしないで!」といった感じで言うとすぐに、そう訊いてくる。、、、怒る気も失せるのは言うまでもない。でも、とりあえず、「うん、怒ってるよ。」と、言うと、しばらくして、「おかあさん、まだおこってるの?」とか、「もう、おこってない?」とか、訊いてくる。しばらく怒ったフリをして、最後には笑いを堪えながら、「もう、怒ってないよ。」と、私が言って、いつもこの会話を終えるのだ。家族という小さなグループの中で、どううまくやっていこうかと、小さいながらも自分で考えて行動しているんだろうな、、、と、感心する。
なんでも真似をするのは小さい子の得意技だ。
「ninaのみみ、ぺろ~んとなってるね。」とか、「ぴや~っと、ソースかけたいね。」とか、monチャンが、変な擬音を使って話すのは私の真似だ。
lupoがソファーに座って伸ばした足をそのままコーヒーテーブルに乗せていると、「おとうさんダメでしょ!」と、私が言うように真似をするmonチャンなのに、monチャン自身は「おとうさんが、するから。」と、言いながらそのテーブルの上に座ったり。。。大人は子どものいい手本になるように、いつもいい子にしていないといけないのだ。
真似するだけでなく創りあげる力があるのは、さすが、子どもの柔らかい頭ならではのことだとも思う。
週末の朝には、よくlupoがパンケーキを作ってくれる。何段かに重ねられたパンケーキを目の前に笑顔のmonチャンだけど、なかなか手をつけない。何かを待っている様子。「食べないの?」と、訊くと、「ソース、ちょうだい。」と、答えるmonチャン。どうやらメープルシロップを待っているようだ。わかっていたけど、ちょっと意地悪して、「どのソースが欲しいの?」と、訊いてみた。しばらく考えて、「カナダのソース。」と、答えたmonチャン。シロップの瓶にカエデのマークがついているので、カナダの国旗と結びついたようだ。新たなる言葉を創った。
最近monチャンから受けたアドバイスでおもしろいものがある。
monチャンがおトイレに行きたいのに遊びに夢中だったり、すぐにおトイレに行きたくない理由があるときには必ず不思議な小躍りが始まる。内ももどうしをくっつけた状態で少しおしりを突き出し気味、そして、左右のひざ小僧を交互に前に出す感じの、、要するに我慢している様子のことだ。
私も真剣になって晩ご飯の準備などをしていると、気付かないうちにおトイレを我慢してしまっているときがある。、、いい大人だけれども。。。で、「あ、おトイレ行きたくなってきた。行かなきゃ。」と、monチャンに言った時、、「おかあさん、これして!」と、monチャンが私に、あの小躍りの基本のポーズをして見せた。
成長するほどに興味深い。
2009年6月2日
りんご
寒い日の青空もさわやかでうつくしい。
昨日の月曜日がクィーンズバースデイの祝日ということで、ニュージーランドでは3連休だった。ところが、土曜日から月曜日まで、雨が降ったり止んだり、雪が降ったり止んだり、あられ、みぞれ、ひょうまでも、、風は吹きっぱなし?、、、そんなひどい天気の3日間だった。3日目は少しはマシだったかな。でも、やっぱり寒かった。まだ秋だと思っていたのに、今から雪が降ってこの先どうなるのだろうか、、少し心配になった。ウェリントンでこの寒さだから、南島はどんだけ寒いのだろうか。。。我が家ではlupoが金曜日にお休みをもらえたので、4連休。前の週末も嵐、その前の週末も大雨、、、。ここ何週間か乾いた日に外出できていなかったので、この金曜日のお休みがあって本当によかった。
こんなに天気のいい日に遠出ができたから。
場所はグレイタウン。いつものカフェに行って、通りをぶらっとして、チョコレートと、りんごを買って帰ってきただけだけど、天気がいいと、とても特別な気分になる。
最近、生のりんごがおいしくて食べたいと思うようになった。いままでは食わず嫌い。いや、生のりんごが嫌いなわけではない。「ふじ」以外のりんごを生で食べたいと思ったことがなかったから。、、、というのも、祖父が、「ふじ」以外のりんごを食べると、「やっぱり、うもうない(おいしくない)」と、いつも言うので、そうだと思い込んでいた。日本に住んでいた時も、「ふじ」以外のりんごは食べなかった。海外でも人気の品種だから、おいしいのは確か。ところが、「ふじ」くらいおいしいと思えるりんごを見つけた。「Braeburn(ブレイバーン)」ニュージーランド産まれのりんごが、それだ。小さくて、香りはひかえめだけれども、とてもジューシー。そして甘く、ちょうどよい酸っぱさ。果肉がパリっと硬めなのがいい。コンポートにしてもおいしい。「ふじ」はコンポートには向かなかったから、今は、「Braeburn」寄りかも。。。
りんごというと、外国の人(白人)が履いているジーンズの膝の部分でゴシゴシと拭いてから丸かじりするか、ナイフで削ぐようにしてひとくち分ずつ切って食べるみたいな私の勝手なイメージがある。このまえスーパーで、一切れずつカットしてパックに入れられたりんごが並んでいるのを見たときにはかなりショックを受けた。ニュージーランドって、いろんな人種がいるから、白人の文化だけが濃いわけではないのに、(、、って、自分の勝手なイメージをまだ白人に押し付けている私、、)あまりにも便利で簡単な、、日本のコンビニに売っているようなものがあるとなんだか違うような気がする。
、、ま、とにかく、りんごを食べてお医者から遠ざかろう、、だな。
2009年5月20日
パンプキン タルトレット
お天気は悪かったけど、家の中は暖炉で暖められいた。それから、ところどころに紅葉した木々が見える窓からの眺めは秋らしく美しかった。なんだか、ずっと食べていて、目もお腹もいっぱい。
おもしろくなかったのは、Rieepチャンの愛犬ぞいチャンかな、、、。ninaがお家の中でおとなしくできる自信がなくて、、だから、ninaと外で一緒に遊んでもらわないといけなかったから、私たちがいるあいだは、外で過ごしてもらった。いつもなら、暖炉のすぐ脇でごろーんとしているんだろうけれど。。。窓際にいい子でおすわりして「おうちに はいりたいよ。」といった表情のぞいチャンは、本当にかわいかった。その隣で知らん顔されても、怒られても諦めずに「あそぼ あそぼ。」と、誘いにくるninaは、賢くなさそうで、、でも、それはそれでいいか。。
おしゃべりは止まらないし、止めたくない。だけど、時間はあっというまに過ぎる。。。帰り際には、おすそ分けのパンプキンパイのフィリングも持たせてくれて、ルンルンで帰ってきた。(ちゃっかり、ペーストリーのレシピももらって帰った。)
そして早速、昨日、初めてのタルトレットに挑戦。ちっちゃいちっちゃいタルト。かぼちゃの種をのせてみた。おいしいとわかっている、もらったフィリングを流し込んだだけ。やっぱりおいしかった。
2009年5月12日
くっつき虫
歌といっても、1曲とおして歌ってくれるのであればまだ良いのだけれど、おんなじフレーズを壊れたレコードプレーヤーのように繰り返し、ずぅーっと歌い続けるのだ。時に、同じメロディーを替え歌にして繰り返すパターンもある。もうだいぶ慣れて、耳に入らなくなってきたけど、はじめの頃はかなりキツかった。 歌っていないときは、質問攻めだ。
「これは、なんですか?」
目に入った全てのものについて訊いてくる。おそらく、私がこんなしゃべり方をしているのだろうけども、子どものわりに丁寧な訊ね方なので少し可笑しい。
それから、「おかあさん、なにしてるの?」の質問も多い。やっと、最近「おかあさん」と、言ってくれるようになった(それまでは、名前で呼ばれていた)から、はじめのうちはうれしいのだけれど、何度も何度も訊かれると、深呼吸が必要になる。
monチャンのオムツを外すトレーニングの頃、タイミングを見計らっておトイレに連れて行くために、常にmonチャンに目を光らせていたかったので、自分のやりたいことは後回しにして、できるだけ行動を共にしていた。monチャンにとってみれば、はじめは、迷惑だと思ったっに違いないだろう。だけど、今では私が常に隣にいることに慣れてしまって、このところ、ひとりで遊ぶ時間が減ってしまった。オムツが外れたからといって、急に、彼女を放っておくこともできないし。。。何をするときも、どんなときでも隣で見てくれる人が必要なようだ。
、、ということで、私は平日の昼間はmonチャンの隣という特等席にて、おしゃべりと歌でたのしませてもらっているわけだ。。。
それに輪をかけて、2週間ほど前、monチャンが台所で共に作業ができるように、踏み台を買ってみてはどうだろうか、、、と、lupoが言い出した。私は、はじめは賛成していなかったのだけれども、自分自身も身長が高くないから、踏み台があると、多少は便利だと思うこともあるかも、、、と、思い、手に入れることに決めた。なぜ私が賛成していなかったか、、、わかっていたことなのだけれども、、「お昼ごはんを作るから、ブロックで遊んでてね。」とか、「おやつをつくるから、ちょっとひとりで遊んでてね。」などといった、私の逃げ場所が無くなってしまった。こうなることは予想ができた。そりゃ、今まで見えなかった世界を見ることのほうがおもちゃで遊ぶよりも、たのしいさ。monチャンは、「かいだん、のる!」と、言ってお邪魔をしに来る。(「踏み台」のことをmonチャンは「かいだん」と、呼ぶ。)
こういう時期がみんなあるのか、私がそうさせてしまったのかわからないけど、ぴったり、べったり、くっつき虫monチャンだ。
だけど、そこまで、私にくっつき虫なmonチャンでも、夕方、ガレージが開く音が聞こえたら、走っておとうさんを迎えに行き、そこから寝るまではおとうさんにくっつき虫になるのだ。
2009年5月5日
おませさん
チョット前のこと、お向かいに住んでいる中学生のおねえちゃんに髪の毛(monチャンは毛先がくるんのくせっ毛)をアイロンでまっすぐにしてもらった上に、お化粧までほどこしてもらった。本人、かなり、その気。「おねえちゃんみたい?」と、とても、うれしそうだった。
ここ何日かは、おばあちゃんにもらったネックレスとブレスレットを毎日のように身につけている。
プレゼントしてもらった当日はベッドに入るときもつけたままで、そのまま寝ようとするので、なんとか言い聞かせて枕元に置いてあるトトロのぬいぐるみにネックレスとブレスレットをつけてmonチャンを眠らせた。翌朝、私が起こしに行くよりも早く起きていたmonチャンは、私がmonチャンの部屋に入ったときにはネックレスとブレスレットを既に身につけた状態で「おはよー。」と、言って、ベッドにちょこんと座ってニッコリと笑っていた。。。
まあ、なんとかオムツも外れた(ときに失敗もあったりするけど)ので、ちょっとくらい背伸びしても、いいのかな、、、
2009年5月1日
くりくりもちもちベーグル
洗って、軽く茹でて冷蔵庫に保存してあるその栗たちを、少しずつ小出しに、甘く煮たり、栗ご飯にしたりなど料理につかっている。
この栗でベーグルをつくってみよう!と、急に思い立った。
去年、栗パンをつくったのがわりと好評だったけど、噛みごたえのあるパンの方がもっと栗を味わえるかな、、と、思ったから。
かた崩れしないように茹でた剥き栗に、はちみつと、ブランデーと、塩少々、もう少しコクを出したかったのでモラセス(Molasses)をちょっとだけ加え、少し茹で、味をしみ込ませた。もっと味がしみ込むように一晩置いた。このモラセスは、ベーグルを茹でる時のシロップにも使える。
その栗を少し大きめに刻んでベーグルの生地に混ぜ込む。
2009年4月27日
雨の日
雨が降るから、現在作業中の南側の庭造りは一旦中止。町までランチに出かけた。目的地はウォーターフロントにあるバー。Mac's Brewery Barがそのバーの名前。スーパーマーケットで、ボトルのMac'sビールを買うことはできるけど、以前は倉庫だった場所を改築してできたそのバーの裏側には大きな樽があって、そこでビールを醸造しているから、味も違う!、、、ように思う。
雨の港を眺めながらのんびりと過ごせて、いい雰囲気だった。
ちょうど今、ウルヴァリン様の特大看板が立てられてあるのを先週知り、その看板を見に行くことも今回、町に行くひとつの目的だった。それも達成、満足できた。
夕方、monチャンはお父さんと一緒にハンバーグをたのしそうにつくってくれた。自分でつくったからか、いつもよりもおいしそうに食べたmonチャンだった。
2009年4月22日
ninaがいる生活
ninaと共に過ごすようになって、朝は早いし、夜も寒くったって寝る前には、おトイレをしてもらうために外に出かけなくてはいけないから、ちょっと面倒ではあるけど、でも、きれいな朝焼けを見ることができたり、天気のいい日の夜には天の川を見ることもできたりするので、そんなに苦ではない。私はかなりの近視なので、天の川なんて、写真や、プラネタリウムくらいでしか見ることができないだろうと思っていたのに、ニュージーランドの澄んだ空では外灯が灯っていても、確かに見ることができる。星座を覚えてみようかな、、という気にもなる。このあいだは、ニュージーランドに来て初めて、流れ星を見ることができた。
上を向いてぽかーんと、いい気分に浸っている私の隣で、だいたいninaは、夜になるとパタパタ飛ぶちっちゃな虫を真剣になって追いかけているのだけれども、、、。
そんなninaは、先週、初めて羊にご対面した。週末だったので、lupoが散歩に連れていってくれていたときのことだ。ninaよりも先に羊を見つけたlupoが、「nina, sheep!」と、何度教えてあげてもよそ見ばかりして気が付かないので、頭を羊がいる方へ向けてあげると、やっと、「ワン!」と一吠えして、追いかけようとしたらしい。やっぱり、ハンタウェイであるお父さんの血を確かに受け継いでいるみたいだ。いや、、犬ならみんなそうするのか?いやいや、、羊がいるのに気付かなかった時点で、もはや、牧羊犬の血を受け継いでいるとは言えないか、、、。
その前の週は、初めて牛ともご対面した。これは私が一緒だったときのことだ。牧場の脇の道を歩いていた。柵の向こう側には、時々、牛の大きな顔が見えるので、ninaはちょっとばかり興奮気味だった。しばらく行くと、別の2頭の牛が見えた。一瞬、間を置いて、その2頭が柵の向こうではなく、私たちが歩いている道の延長線上にいることに気付いた。それと同時に、ninaが少し構えて、「ワッ!」と、ワンではなく、人間が驚いたような声を出し、回れ右をして、一目散に駆け出そうとした。かなり怖かったらしい。私は、「大丈夫よ。」と、言いながらも、小走りになった。私も、牛が追いかけて来たらどうしよう、、と、思い、少しドキドキした。近くで見ると牛は迫力があるものだ。動物は、自分以外の恐怖心を感じて知ることができるらしいけれども、ninaが私の「怖い」を感じたのか、私がninaの「怖い」を感じたのか、、、謎だ。
一緒にドキドキした経験は、後で思い出すとたのしい。
2009年4月15日
イースターホリデイ
私たちは、いち早く連休を過ごした。イースターホリデイだ。
「Good Friday」から「Easter Monday」までの4日間の連休が通常だけれども、lupoが木曜日にお休みをもらうことができたので、我が家では1日多い5連休となった。
木曜日はドライブ。ワイララパ地方へ。連休用のワインを調達に行った。とても寒くて天気も悪かったけど、いつどんなときに行っても、景色がきれいだからいい。
ninaもドッグケアで、他の犬たちと走り回ってヘトヘトになって帰ってきた。
のこりのお休みはのんびりと、おうちで過ごした。
イースターエッグハンティング。見つけるたびに見せるmonチャンのうれしそうな顔が忘れられない。
2009年4月7日
お茶ともだち
おいしかったら「おいしい!」と、本当においしそうな顔で応えてくれるので、つくり甲斐があるし、ティータイムも一緒にたのしく過ごせるので、ちょっぴりのんびりもできる。
材料さえあれば簡単でおいしいおやつティラミス。
エスプレッソのカップに盛り付けてmonチャンサイズ。
どこのスーパーでもだいたいケーキのスポンジ(トライフル用なのかな?)があるので、私はこれを使う。気が向けばビスキュイを焼いた方がおいしいけど、スポンジで十分。で、そのスポンジを器の底に敷いて、マーマレードを少しだけのせ、エスプレッソとクアントロー(9:1くらい。エスプレッソが熱いうちに混ぜておく)をスポンジに滲みこませる。その上にマスカルポーネチーズのムースをのせてココアパウダーで飾り付ければできあがり。結構大人味なティラミスに仕上がる。monチャンのチビティラミスはエスプレッソ抜き。
ムースも簡単。卵黄(1個分)とマスカルポーネチーズ(120グラム程度)とお砂糖(20グラム程度。スポンジの甘さによって加減。)を混ぜて、残りの卵白でメレンゲを作って混ぜ合わせるのみ。
簡単だから、いつでもつくる気になれる。